〜不安な時代に暮らしを守る、“資産の置き場所”を考えてみよう〜
はじめに:相場が乱高下する今、整える力が必要
最近のニュースで株価や円相場の乱高下を目にして、 「やっぱり運用って怖い」「やらない方が安全かも」と感じる人も多いと思います。
でも本当に怖いのは、“何もしない”ことかもしれません。
私は元銀行員として、そして家計を整えるママとして、 「暮らしの構造化」と同じように、お金も整理しておくことが安心につながると感じています。
なぜ“資産運用”が必要なの?3つの理由で整理してみる
1. 日本の人口は減り続け、経済も縮小へ

日本の総人口は2024年時点で1億2380万人。 前年から55万人(0.44%)減少し、14年連続の減少です。
人口が減る=経済全体のパワーも縮小。 そうなると、通貨(円)の価値も下がる傾向にあります。 つまり「円だけ持っていても資産を守れない時代」になってきているんです。
2. 世界の人口は増え続け、資源競争が激化
一方で、世界人口は2024年時点で82億人。 2050年には100億人に達するとも言われています。
人口が増えると、資源や食料の需要も増加。 日本のように輸入に頼る国は、その影響を強く受けやすくなります。

3. 将来必要になる“お金の金額”が増えている

「教育費や老後資金、昔より高くなってない?」 そう感じている方も多いのではないでしょうか。
インフレが進むことで、必要な金額そのものが年々膨らんでいます。 つまり、これまで通りの“貯め方”では足りなくなる可能性があるのです。
だからって、やみくもに恐れなくていい
私はこれまで、友人や読者の方から 「今って運用した方がいいの?」「どれくらいやればいいの?」といった不安の声をたくさん聞いてきました。
でも、私はこう思っています。
“なんでも、ゴールと道筋が見えれば、ちゃんと安心できる“
焦って投資商品を探す必要はありません。 まずは、今あるお金をふさわしい置き場所に分けてみることから。 それだけで、漠然とした不安がグッと小さくなります。
実際どう分ける?らくらこ式 資産の“置き場所”整理術
ここからは、「私だったらこう考えるよ」という視点でお話します。 よければ一緒に、お金の“整え方”を考えてみましょう。
【まずは】生活を守る“すぐ使えるお金”
生活費の2〜6か月分をすぐ使える状態でキープ。 (例:手元現金、普通預金)
【次に】目的が決まっているお金は“ラベルを貼る”
車の買い替え、子どもの進級準備、旅行など。 → 定期預金やサブ口座で“指定席”を作っておく。
【そして】将来のために“育てていくお金”
教育資金や老後資金など、10年以上先に使うお金は、 → “育てる場所”へ。時間をかけて増やしていく。
詳しい方法はこちらの記事で紹介しています👇
→ 【資産の置き場所を整える方法】
完璧じゃなくても大丈夫。
お金のことって、誰かに相談するのも、調べるのも、ちょっと勇気がいりますよね。 でも、「使い道や使う時期ごとに整える」という行為そのものが、今できるいちばんの安心材料なんです。
まとめ:未来の暮らしを守るために、“整える”という選択を
日々の節約に気力や体力を削るよりも、 “お金の構造化”で仕組みにまかせる暮らしへ。
必要なのは、怖がることじゃなくて、
“整えること”と、“置き場所を決めること”。
それだけで、未来がきっとラクになりますよ。
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